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マタニティフォトで美しく見える立ち方とは?妊娠中のシルエットをきれいに残すコツ

更新日
執筆
スタジオノーブレム 撮影スタッフ
生成りのジャケットとパンツで体を斜めに向け、エコー写真を手に立つ妊婦の全身
目次
  1. 基本は「正面を向かない」
  2. 足の置き方
  3. 手の位置がいちばん効く
  4. 肩と首すじ
  5. あごの角度
  6. 立ち姿以外の選択肢
  7. 気になるところは先に
  8. 覚えなくて大丈夫です
  9. よくある質問
  10. まとめ

同じ人、同じドレス、同じ照明でも、立ち方が変わるだけで写真の印象はかなり変わります。

とはいえ、覚えて実践していただく必要はありません。撮影中はこちらから、その都度お伝えしていきます。この記事は「なぜそう言われるのか」を先に知っておきたい、という方に向けたものです。

基本は「正面を向かない」

写真でもっとも太く写るのは、正面をまっすぐ向いた立ち方です。肩幅も腰幅も、いちばん広い状態で写ってしまいます。

そこで撮影では、カメラに対して体を斜めに開いていただくところから始めます。

  • カメラに対して45度ほど体を開く
  • 顔だけをカメラに向ける

これだけで体の横幅が狭く写りますので、マタニティフォトに限らず、人物写真では基本になっている立ち方です。

さらに横向きに近づけると、お腹の輪郭がはっきり出ます。ふくらみを見せたいときは横向き、控えめにしたいときは正面寄りと考えてください。

生成りのジャケットとパンツで体を斜めに向け、エコー写真を手に立つ妊婦の全身
体を斜めに向けるだけで、写り方が変わります

足の置き方

体を斜めに向けたら、次は足の置き方になります。ここまで合わせておいていただくと、立ち姿がぐっと落ち着いてきます。

  • カメラから遠いほうの足に体重をのせる
  • 手前の足を少し前に出し、つま先を斜めに
  • 膝を伸ばしきらず、わずかにゆるめる

手前の足を前に出していただくと、脚のラインが細く見えます。膝をゆるめるのは、立ち姿がこわばって見えないようにするためです。

妊娠中は重心が前に寄りがちですので、無理に姿勢を作ろうとせず、楽な位置で構いません。つらいときは、そのまま座ったポーズに切り替えます。

手の位置がいちばん効く

マタニティフォトでは、手の置き方が写真の印象をいちばん大きく左右します。

お腹に添える

もっとも定番の置き方ですが、添える位置によって印象はずいぶん変わります。

位置印象
お腹の上下を包むいちばん自然。ふくらみが強調される
下から支える慈しむ感じが強く出る
片手だけ添える力が抜けて見える

指は軽く開いて、力を入れないでください。指先に力が入っていると、写真を見たときにもその緊張が伝わってしまいます。

手が余ったとき

「手をどうしたらいいか分からない」とおっしゃる方は多くいらっしゃいますが、次のどれかに置いていただければ、たいてい収まります。

  • 花束や小物を持つ
  • 髪に軽く触れる
  • ドレスの裾をつまむ
  • 片手をお腹、もう片手を下ろす

花束やエコー写真など、何か手にしていただくと、手の置き場に困ることがなくなります。

肩と首すじ

緊張すると肩が上がってしまいますが、肩が上がると首が短く写り、顔まで大きく見えてしまいます。

撮影の前に一度、大きく息を吸って、吐きながら肩を落としてみてください。それだけで、首すじがすっと伸びてくれます。

あごの角度

顔まわりをすっきり見せたいときは、あごをほんの少しだけ前に出して、わずかに下げます。

  • 上げすぎる → 鼻の穴が写り、あごの下が目立つ
  • 引きすぎる → 二重あごになりやすい

「ほんの少し前へ、そして少し下へ」。この幅はほんの数センチですが、撮影中はこちらから声をかけますので、ご自身で測っていただく必要はありません。

立ち姿以外の選択肢

撮影のあいだ、ずっと立っている必要はありません。妊娠後期になると、長く立っているだけでも体に負担がかかるためです。

  • 座る … 椅子、床、ベンチ。腰が楽になります
  • もたれる … 壁や柱に体をあずける。自然な力の抜け方になります
  • 上半身のみ … 全身が気になる方に。表情と手元に集中できます

撮影中はいつでも休憩していただけますので、「疲れた」とお伝えいただければ、すぐに座るポーズへ切り替えます。

気になるところは先に

むくみ、二の腕、脚。気になる部分がありましたら、撮影の前の打ち合わせでお聞かせいただければ、そこを避けた形で組み立てます。

  • 二の腕 → 腕を体から少し離すと細く写ります
  • 脚のむくみ → ドレスの丈で隠れることがほとんどです
  • 顔まわり → 斜め後ろからの光で輪郭がやわらぎます

覚えなくて大丈夫です

ここまで細かく書きましたが、当日に思い出していただく必要はありません。

撮影中は「もう少し体を右へ」「手をこのあたりに」と、その都度お伝えします。ご自身で工夫していただくより、任せていただいたほうが表情がやわらぎます。

よくある質問

立ち方を覚えていく必要はありますか?

必要ありません。撮影中はフォトグラファーから、体の向きや手の位置をその都度お伝えしますので、ご自身で意識していただかなくて大丈夫です。

長く立っているのがつらいのですが大丈夫ですか?

大丈夫です。座ったポーズや、壁にもたれたポーズもございますし、撮影中はいつでも休憩していただけますので、遠慮なくお申し出ください。

むくみで足が気になります。全身は避けたほうがよいですか?

避ける必要はありません。ドレスの丈で隠れることがほとんどですし、上半身のみのカットもお撮りしていますので、気になる箇所は撮影前にお伝えください。

お腹が目立つ立ち方はありますか?

体を斜めから横向きに近づけるほど、お腹の輪郭がはっきり出ます。反対に正面を向いていただくと、ふくらみは控えめに写りますので、ご希望に合わせて調整します。

ヒールは履いたほうがきれいに見えますか?

スタジオ内は裸足での撮影が多く、足元が写らないカットがほとんどですので、履き慣れたもので安定を優先していただいて構いません。

まとめ

立ち方の要点は、正面を向かないことに尽きます。体を45度ほど斜めに開いて、遠いほうの足に体重をのせ、手前の足を少し前へ出していただく。そして膝はゆるめておきます。

そのうえで、手はお腹へ。指は力を抜いて軽く開いていただくと、写真の中でやわらかく見えてきます。肩を落として首すじを伸ばし、あごはほんの少し前へ出してから、わずかに下げる。これだけのことで、ずいぶん違って写ります。

とはいえ、覚えていく必要はありません。当日はこちらから声をかけながら進めますので、任せていただければ大丈夫です。立っているのがつらくなれば、座る・もたれる・上半身だけにする、といった形に切り替えられます。

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